金利上昇で、返しても元本が減りにくい
日本銀行は2026年6月、短期金利(無担保コール翌日物)の誘導目標を0.75%程度から1.0%程度へ引き上げ。返済負担が重くなるだけでなく、将来の買い手の融資条件も厳しくなりやすく、次の買い手を見つけにくくする要因にもなります。
家賃が入っていても、もう安心とは言えません。 「まだ持てる」と「まだ売れる」は、同じではありません。
ローンは返しているのに、思ったほど元本が減っていない。
金利が上がってから、毎月の収支が以前より明らかに苦しい。
サブリースで安心のはずが、家賃見直しや費用増で手残りがない。
管理費や修繕積立金が上がるたびに、持ち続ける意味が不安になる。
節税になると聞いていたのに、得している実感がない。
担当者もいなくなり、もう誰に相談すればいいのかわからない。
もしひとつでも当てはまるなら、その不安は気のせいではありません。いまの1K投資は、空室だけがリスクなのではなく、保有そのものが重くなりやすい環境に入っています。
本日の授業
日本銀行は2026年6月、短期金利(無担保コール翌日物)の誘導目標を0.75%程度から1.0%程度へ引き上げ。返済負担が重くなるだけでなく、将来の買い手の融資条件も厳しくなりやすく、次の買い手を見つけにくくする要因にもなります。
国土交通省は、契約更新時の賃料減額、借地借家法に基づく減額請求、追加費用の発生などを注意喚起。収支が悪化しても、契約が残っているせいで売却も進めにくい状態に陥りやすくなります。
首都圏中古マンションの2025年度平均で、管理費+修繕積立金は月27,805円。修繕積立金は前年度比5.6%上昇。手残りが削られるだけでなく、買い手から価格交渉されやすくなります。
住宅ストックは総世帯数を約16%上回り、空き家は900万戸、うち賃貸用は444万戸。1人暮らし需要があることと、自分の1Kが選ばれ続けることは別問題です。
国税庁は、土地等を取得するための借入金利子に相当する損失は損益通算の対象にならないと明示。「赤字なら全部節税」とは単純に言えず、実際の手残りとのギャップに悩む方は少なくありません。
記帳や帳簿保存も求められ、毎年の調査状況も公表されています。「経費をどこまで入れていいか分からない」を放置すると、節税のつもりがあとから税務リスクになる可能性があります。
築40年以上の高経年マンションは115.6万戸。10年後には249.1万戸、20年後には425.4万戸へ。修繕・合意形成・空室・管理不全が重なり、家賃が入っていても安心とは言えない局面に入ります。
まとめ
いまは「もう売れない」局面ではなく、まだ価格がついているうちに出口を確認する価値がある局面です。ただし相場が高いことと、あなたの物件が有利に売れることは別。だからこそ、苦しくなる前に、まだ選べるうちに相談することが重要です。
先生からのひとこと
いきなり売却を決める必要はありません。ローン残債、サブリース契約、管理費・修繕積立金、家計負担、税務不安を整理して、持つ・売る・様子を見るのどれが現実的かを確認すること。先送りすると、不安は消えるどころか複雑になります。
担当する先生

大手デベロッパー出身。在籍時には最短で管理職へ昇進し、現場・営業・資産相談の実務を幅広く経験。 これまで累計3000人以上のご相談に対応し、不動産投資の悩みだけでなく、家計や将来設計まで含めたご相談に寄り添ってきました。 現在は全国のFPと連携しながら、マネーセミナーや個別相談を通じて多くの方の資産判断をサポートしています。
こうした複雑なお悩みこそ、数字と現場感の両方から一緒に整理していきます。
質問コーナー
その不安はとても自然です。1K投資では「思ったより前に進んでいない」と感じる方が少なくありません。まずは今のローン残債、毎月の収支、今後の見通しを一緒に整理しながら、持つ・売るのどちらが現実的かを考えていきましょう。
もちろんです。むしろそのご相談はとても多いです。サブリースは契約内容によって見え方が大きく変わるため、「今の契約がどんな状態か」「この先どんなリスクがありそうか」を一緒に確認することが大切です。
はい、あります。契約があるからこそ、早めに整理しておく意味があります。すぐ結論を出す必要はありませんが、「何がネックになりやすいか」「どの進め方なら可能性があるか」を把握しておくだけでも、今後の判断は大きく変わります。
ぜひご相談ください。その状態こそ早めに確認しておいた方がいいケースです。毎月の手残りだけでなく、今後の負担増や売却時の見られ方まで含めて、一緒に現状を整理していきましょう。
ご安心ください。責めることはありません。「こんなに負担があると思っていなかった」という方は少なくありません。大切なのは過去を責めることではなく、これからどう立て直すか。家計への影響も含めて、一緒に落ち着いて整理しましょう。
多くの方が途中で違和感を持つポイントです。節税だけで持ち続けるべきかは、金利・管理費・修繕積立金・将来の売却可能性まで含めて考える必要があります。いまの状況で本当に保有を続ける意味があるのか、一緒に見直しましょう。
その不安を抱えたままにしないことが大切です。無料相談で税務判断を断定するわけではありませんが、どこに不安があるのか、今後どんな整理が必要か、必要に応じてどの専門家につなぐべきかを一緒に確認していくことはできます。
はい、大丈夫です。買った時は相談相手がいたのに、いざ困った時には誰もいない、という方は本当に多いです。そういう時こそ、今の状況を一度見える化して、次に何を考えるべきかを一緒に整理しましょう。
もちろんです。無料相談は「すぐ売るため」の場ではありません。持つ・売る・様子を見る、それぞれの現実性を一緒に見ながら、納得して判断できる材料を整えるための時間です。
はい、大丈夫です。ローン残債があるからこそ、今の売却可能性や家計への影響を早めに把握しておくことが大切です。「残債があるから無理」と決めつける前に、一度現状を一緒に整理してみてください。
はい、可能です。まずはご本人だけで状況を整理してから、ご家族に伝える方も多くいらっしゃいます。連絡方法や進め方も配慮しながら対応できますので、安心してご相談ください。
無理に売却を進めることはありません。目的は売る・持つを急いで決めることではなく、今の状況を整理し、納得して次の判断ができるようにすること。迷っている状態のままでも大丈夫です。一緒に順番に考えていきましょう。
そのまま持ち続けるほど、不安は小さくなりません。むしろ売りたくなった時に動きにくくなる可能性があります。だからこそ今、売ると決める前に、まずは無料で相談してください。